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経済学部のセミナーで加藤さゆり長野県副知事より講演をいただきました

13年05月30日

加藤さゆり 長野県副知事

加藤さゆり 長野県副知事

経済学部ではこのたび、経済学科・新入生ゼミナール(約120人)において「共生セミナー」を開催し、加藤さゆり長野県副知事をお招きして「女性が元気な長野県を目指して」と題して講演をいただきました。


セミナーの冒頭では、経済学部のハラスメント相談員でもある金早雪 教授から「信大ハラスメント防止規程」がアカハラなども含む先進的な内容であることが紹介され、学生同士でも起こりうるデートDVなど、大学や日本の社会におけるハラスメントの実情、事例の紹介がありました。

 

続いての加藤副知事の講義では、ご自身の全国地域婦人団体連絡協議会や消費者庁、現在の長野県庁での経験を交えながら、持続可能で質の高い社会の実現のためには、女性の力が必要不可欠であることを力強く説かれました。

加藤副知事は講演で、さまざまな統計のデータを元に日本や長野県、市町村の男女共同参画の実態について説明をされ、現状では女性の社会進出が少なく、また管理職への登用が少ない、まだまだ女性が育児と仕事を両立しやすい社会となっていないと述べました。

受講した学生からは、「魅力のある職場環境を作らないと、数字だけみても女性の参画は増えていかないのでは?」という意見もあり、加藤副知事は「日本、そして長野県が元気になるためには、女性が活躍できる社会を作ることが大事。そのために、まず行政が率先して女性の働きやすい環境や制度を作り、社会全体のお手本となるよう頑張っている」と応えました。

 

講演の最後に、加藤副知事より本学の新入生に向けて「自分のこれからの人生で、将来的にどのようなステージでどのようなライフスタイルを送るのかを見据え、是非充実した学生生活を送って欲しい。」と激励のお言葉をいただきました。

経済学部 金早雪 教授の講義

経済学部 金早雪 教授の講義

真剣に講義に聞き入る新入生

真剣に講義に聞き入る新入生