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信州メディカル産業振興会会員企業による成果事例報告会及びコーディネータによるニーズ発表会開催

12年12月18日

 平成24年12月5日、松本市ホテルブエナビスタで、信州メディカル産業振興会と信州大学の信州メディカルシーズ育成拠点の主催による「会員企業による成果事例報告会及びコーディネータによるニーズ発表会」が開催されました。
 第1部の会員企業による成果事例報告会では、セイコーエプソン(株)の「脈拍計を用いた新健康サービスの取組み」、タカノ(株)による「新型点滴台」、(株)ミスズ工業の「深部静脈へのカテーテル留置を安全かつ迅速にする新しい針先形状の開発」など、いずれも医療現場の課題から生まれた要望やアイデアを製品化したケース3例が紹介されました。
 第2部のコーディネータによるニーズ発表会では、「長野県の健康・長寿について」と題して信州大学産学官連携推進本部の百瀬・和田コーディネータが、「長野県の乳児・新生児・周産期死亡率の低さについて」と題して木下・伊藤コーディネータがニーズ発表を行い、健康で長生き、新生児の死亡率の低さなど長野県の強みと課題を分析、さらに新しい医療機器開発のヒントを示しました。関連省庁からの次年度施策の発表では、経済産業省、(独)科学技術振興機構(JST)から概算要求、助成のポイントなどが紹介されました。


会場の様子

信州メディカル産業振興会会員、信州大学関係者ら約60名あまりが参加。


杉原准教授

司会進行は信州大学産学官連携推進本部の杉原准教授


小須田司氏 倉田文博氏 富田威講師

成果事例報告を行う、セイコーエプソン(株)プロジェクト部長小須田司氏、タカノ(株)ファニチャー&ヘルスケア部門開発部倉田文博氏、信州大学医学部附属病院循環器内科・不整脈先端医療治療学講座富田威講師(ミスズ工業の針先形状開発報告)


SILO百瀬氏 SILO-和田氏 SILO-木下氏 SILO-伊藤氏

ニーズ発表を行う、信州大学産学官連携推進本部の百瀬・和田・木下・伊藤コーディネータ


経産省飯村氏 JST-二階堂氏

関連省庁からの次年度施策を紹介する、経済産業省関東経済産業局 地域経済部地域振興課係長飯村道氏、(独)科学技術振興機構(JST)産学官連携ネットワーク部二階堂知己氏