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信州ライポ隊代表の経済学部上原沙紀さんらが青少年教育賞受賞を山沢清人学長に報告

12年11月08日

受賞報告の様子

受賞報告の様子

不登校の子供達への学習支援や非行少年らの立ち直り支援を行っている信州ライポ隊(長野県少年警察ボランティア)が国際奉仕団体東京キワニスクラブの2012年度青少年教育賞(優秀賞)を受賞したことを受け、平成24年11月7日(水)、信州ライポ隊が山沢清人学長に受賞報告を行いました。

今回の受賞は信州ライポ隊が非行少年達とともに昨年の10月14日・15日におこなった東日本大震災被災地での復興支援活動などが評価されました。表彰式は平成24年9月29日に都内で行われています。

信州ライポ隊は、3年前に長野県少年警察ボランティアとして発足。当時は5人でしたが、現在は信州大学の経済学部と教育学部の学生、長野大学の学生で、合わせて40人の隊員が在籍しています。

長野県警察本部生活安全部少年課の高木信二課長は、青少年教育賞の説明をされ「継続した活動になってほしい。」と語られました。発足当時から隊員である経済学部上原沙紀さんは、「2年生の頃から警察関係の仕事に興味があり、志願しました。信州ライポ隊の活動を通して自分自身が成長できました。」と話し、同席した経済学部・丸橋昌太郎准教授は「少年警察ボランティア隊員の高齢化が進んでいた。少年達の年齢に近い大学生と話をすることで少年達が話しやすくなる。また活動に参加した学生からは、様々な経験ができ良かったと感想を聞く。少年法の勉強の意欲にもつながっている。」と述べました。

受賞報告を受けた山沢学長は「自分の事だけに精一杯になるのではなく、(他者である)少年達への支援活動での受賞でうれしい。」と話しました。

経済学部4年 上原沙紀さん

経済学部4年 上原沙紀さん

山沢清人学長と上原沙紀さん

山沢清人学長と上原沙紀さん