「信州大学農学部―浙江省農業科学院・国際交流協定締結第2回記念講演会」開催
12年11月30日
200名を超える参加者―「信州大学農学部―浙江省農業科学院・国際交流協定締結第2回記念講演会」が農学部で開催
信州大学農学部と中国の浙江省農業科学院との間に国際交流協定が締結したことを記念し、平成24年11月20日(火)に農学部(南箕輪キャンパス)にて記念講演会が開催されました。
中村宗一郎副学長(特命戦略担当)・農学部長が開会に際して、今後の両機関の相互発展と協力を祈念し挨拶を行ないました。
講演には、浙江省農業科学院の潘建治教授をはじめ、動物バイオテクノロジーの研究における最先端の研究者らをお呼びし、世界の動物バイオテクノロジーについて俯瞰していただきました。
さらに、こうした生命科学の進歩が、人間生活の質的・精神的豊かさに如何に貢献し得るかについて、田園都市工学の観点からも展望し、世界の最先端の研究、研究の現状、そしてこうした成果を人間生活へと取り入れていく展望、という3つのテーマを基に行なわれました。
同講演には、約200名を超える参加者が集まり、大成功のうちに終わりました。
鏡味教授は「今後は、潘先生をはじめとする農業科学院の方々との交流を一層深め、共同研究を進めていきたい。更にこうした国際交流を通して、学生達にも海外というものを身近に感じてもらいたい」と話しました。
信州大学と浙江省農業科学院
鏡味教授と潘教授は、2010年から親交があり、技術提携などを行なって来ました。そして、今年9月12日、中村宗一郎農学部長と鏡味裕教授が浙江省農業科学院を訪れ、信州大学農学部との国際交流締結が結ばれました。同日、第1回記念講演が開催されています。

