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山沢学長とキッセイ薬品工業（株）神澤代表取締役社長
による契約書の調印

信州大学とキッセイ薬品工業(株)(代表取締役社長 神澤陸雄)は、信州大学医学部とキッセイ薬品が協働して創薬科学のレベルを高め合い、創薬科学を担う人材育成および新薬テーマの発掘を行なうため、平成24年4月1日より、信州大学医学部内に創薬科学講座(連携講座)を新設することとなり、平成24年3月29日、信大本部にて両団体の包括的研究推進等に関する協定と合わせて、調印式と記者会見を行いました。

本講座は、信州大学医学部とキッセイ薬品の連携体制を強化して地域協働体制を築き、医療シーズ・ニーズを受けとめることによる新薬創出の機会の増加および医薬品研究開発に関わる人材の育成などを目指し、最終的には、科学技術の振興および産業と社会の発展とに寄与することを目的としています。これまでの寄附講座とは異なり、信州大学医学部とキッセイ薬品が合意した創薬科学講座設置契約に基づき、大学と企業が共にリソースを提供しながら、協働して教育、情報交換、新薬テーマの創出、および事業化を目指した研究開発を推進いたします。
当日は調印、会見の後、同講座の銘板設置も行われました。

<創薬科学講座の概要>
1.設置場所及び連携講座名
信州大学医学部 創薬科学講座(連携講座)
2.責任者
創薬科学講座(連携講座) 教授 天野 直二 [理事(病院担当)・副学長(保険管理担当)
及び医学部附属病院長]
3.教員および研究員
教授(兼務)1名、准教授2名、助教2名、共同研究員2名
4.設置期間
平成24年4月1日~平成27年3月31日(3年間)
(連携協議会の評価に基づき、延長の可能性あり)
5.連携講座の予算
総額9千万円