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「信州大学エリア放送実験試験局」開局式典を挙行

12年04月04日

(右から)総務省信越総合通信局佐藤局長、山沢学長、<br>テレビ松本ケーブルビジョン佐藤社長、<br>富士通ネットワークソリューションズ田村社長<br>で、一緒にスイッチを押して試験放送がスタート

(右から)総務省信越総合通信局佐藤局長、山沢学長、
テレビ松本ケーブルビジョン佐藤社長、
富士通ネットワークソリューションズ田村社長
で、一緒にスイッチを押して試験放送がスタート

平成24年3月29日、信州大学はエリアワンセグ放送を使った、松本キャンパスでの緊急情報通報システム試験放送の開局式典を挙行いたしました。
信州大学はテレビ松本ケーブルビジョンとの共同申請で、平成23年4月、総務省において設置されたホワイトスペース推進会議の「ホワイトスペース特区」に選定され、以降、電波伝搬調査、アンテナや送出機器等設置のインフラ整備を行ってまいりました。そしていよいよ、今年1月に総務省信越総合通信局から「信州大学エリア放送実験試験局」として予備免許を取得、試験放送を開始するに至りました。

 

式典に先立ち、山沢学長は「災害等緊急時の際は、学生、教職員の安全・安心のほか、医学部附属病院の患者さんや周辺住民の方々への情報伝達も意識する必要がある。地域や市、県とも連携し期待に応えたい」と本放送の意義や展開についてあいさつ、続いて、山沢学長、総務省信越総合通信局佐藤局長、テレビ松本ケーブルビジョン佐藤社長、技術協力をいただくパートナー富士通ネットワークソリューションズ田村社長の4名の皆様で電波発射のボタンスイッチを押して、放送実験が開始されました。
これからコンテンツの制作体制や運用方法を学内関係部署で協議して進め、留学生に向けたマルチセグメント放送(同時多重化放送)の実験も同時に研究してまいります。


式典の後は送出機やアンテナ等の施設見学、午後は総務省信越総合通信局等との共同開催で「地域のための新たな電波有効利用セミナー」が開催され、大勢の来場がありました。

報道機関に同放送の概要説明を行う総合情報センター不破センター長

報道機関に同放送の概要説明を行う総合情報センター不破センター長

あらかじめ用意した映像と文字によるコンテンツで試験放送が開始された。写真は携帯電話での受信画面

あらかじめ用意した映像と文字によるコンテンツで試験放送が開始された。写真は携帯電話での受信画面

午後に開催された「地域のための新たな電波有効利用セミナー」風景

午後に開催された「地域のための新たな電波有効利用セミナー」風景