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平成24年度「信大YOU遊未来(Chance)」19(2012)発足式が行われました

12年04月17日

4月7日(土)、教育学部図書館2階にて、平成24年度「信大YOU遊未来(Chance)」19(2012)の発足式が行われました。運営に参加する学生や活動地域で連携する関係者等、約70名が集いました。

“信大YOU遊”は、農作業や遊び、イベントを通じて子どもや保護者、地域の方々と触れ合う、学生たちの自主運営で行われる活動です(顧問:教育学部土井進教授)。1994年(平成6年)に「信大YOU遊サタデー」として発足して以来、教師として必要なコミュニケーション力や実践的指導力を養成することを目的に、「信大YOU遊広場」、「信大YOU遊世間(World)」と名称を変えながら、活動の場を広げて18年間継続されてきました。

発足式は午前10時から、平野吉直教育学部長のあいさつに続き、第19期運営委員長の北澤瑞樹さん(4年)が、今年度あらたな展望を持って「未来(Chance)」と名付けた、その由来と方針について*の説明をし、それぞれの活動の場(プラザと呼ぶ)から、年間計画が発表されました。発足式が終了したお昼には、学生たちの用意したハヤシライスが参加者全員に振る舞われ、交流のひと時を過ごしました。
*「信大YOU遊未来(Chance)」の未来とは、全国の学生と切磋琢磨を図る機会(Chance)のことであり、子ども、地域、学生それぞれの未来を創造する機会(Chance)となることを願ったもの。

今年度は、茂菅(教育学部近くの農場)、青木村、麻績村、長野市大岡地区、湯谷小子どもランド(長野市)、須坂市(信州すざか農業小学校)、喬木村の各地域で催されるものと、YOU-YOUキャンプやYOU遊フェスティバルという子ども達を集めたイベント、また新しい試みとして卒業生たちが主体となる「夢村」という勉強会も含めて10のプラザが運営されます。
さらに、この活動から派生し、教員採用試験合格をめざし、教師の実践的指導力を身に付けようと学生自らが運営する道場、「“信大YOU遊未来”未来道場」も今年度から開催されることが発表されました。

田畑の作付けから計画し、収穫までの一連の作業を英語で行う「信大茂菅Farming Village」(旧信大茂菅ふるさと農場)や、子ども達と一週間の通学合宿などに取り組む青木村や大岡村など、地域と連携し、それぞれに工夫し企画されたプラザ。参加する学生たちは、少々の困難も楽しみととらえて活動していこうという、力強い意気込みを感じさせる発足式となりました。