医学部附属病院でDMATによる救護所設置訓練を行いました
12年02月23日
医学部附属病院では、平成24年2月17日(金)に外来駐車場において、DMAT(※)による救護所設置訓練を行いました。この訓練は、松本駅構内において大規模脱線事故が発生したという想定のもと、迅速かつ安全に配所して救護所を設置するための教育訓練として実施されました。
(※DMAT=Disaster Medical Assistance Teamの略で、災害(地震等の自然災害、大規模事故等の事故災害)の急性期(概ね災害発生後48時間以内)に、県からの要請を受けて被災地に出動し、災害現場や病院等で医療救護活動を行う医療チーム)
DMAT隊員は、厚生労働省が実施している専門の研修を受講した、医師や看護師、業務調整員(事務職員、薬剤師等)で構成され、本学には現在27名が在籍しており、今回の訓練には業務調整員全員(事務職員5名、薬剤師2名、臨床検査技師1名)が参加し、エアーテントの設置から始まり、簡易ベッド、点滴台等の医療資機材、ジェットヒーター(暖房)、仮設トイレ、電気湯沸器等の生活資機材、衛星携帯電話、PC等の通信設備を実践と同じレベルで設置を行い参加者全員が真剣に取り組みました。
また、今回の訓練では松本広域消防局にも協力を頂き、エアテント設置時に必要な安全管理状況を評価していただき、大変有意義な訓練となり、多くの報道が取材に訪れる等、DMATの活動に対する関心の高さが伺えました。
