トピックス詳細

第89回日本生理学会大会主催、信州大学共催による市民公開講座を4月1日に長野県松本文化会館で開催することとなり、信州大学渡邉裕理事（経営企画・総務・人事労務担当）・副学長、第89回日本生理学会大会大会長・信州大学医学部器官制御生理学大橋俊夫教授が松本キャンパスで平成24年2月3日記者会見を行い、概要を発表しました。
将来の医療人をどのように育成していくかが喫緊の課題となっている中、医療人を目指す地元の中・高校生や一般の方々が多数参加いただけるよう、信州大学、山梨大学が共催に加わり市民公開講座として開催する、同大会としては初の試みになります。
信州大学は開催地であり、男女共同参画推進、女性研究者活動支援事業がスタートしていることもあり、女性医師が、医学・医療の魅力や子育てとの両立など、キャリア形成について語るこの催しを全面的にバックアップしています。
午前の部では、「医療人を目指す女性のために」と題して、女性初の国立大学病院長として活躍された水田祥代氏などで3講演、午後の部では「あすを担う医療人育成のために」と題して、諏訪中央病院名誉院長の鎌田實氏他3講演、計6名の著名な医療人の方々に講演をいただきます。大橋教授は「女性医師の合格率が約3割と高い“女性の時代”になったが同時に子育てとの両立など課題も多く、一生働けるシステムづくりが必要、この現状を知る意味で高校生はもちろん、広く一般の方も参加してほしい」と語りました。