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連続防災講演会「地域と共に考える防災」と長野県栄村地震災害調査を実施します

11年06月02日

挨拶する山沢学長

挨拶する山沢学長

信州大学では、日ごろより地域に根ざした研究を展開しており、これまで長野県における自然災害およびそれらの防災研究に積極的に取り組んで参りました。

このたびの東日本大震災を契機に長野県民の防災意識がたいへん高まっている現状を考え、信州大学では、各分野での防災研究に取り組んでいるスタッフの協力により、地元での防災研究の推進と防災に係る知識の普及に積極的に取り組むこととし、このことについて平成23年6月1日に記者発表を行いました。

具体的には、信州大学山岳科学総合研究所が中心となり、県内各地での防災に関する連続講演会と長野県栄村での地震災害調査を実施します。

Ⅰ.信州大学連続防災講演会-地域と共に考える防災-

■目的:地震災害に関連する研究と地域防災に関する知識の普及
■主催:信州大学山岳科学総合研究所と長野・上田・伊那市との共催、松本市は後援
■参加対象:一般市民向け

■連続講演会の日程と講演内容
第1回  6月25日(土)14:00~16:45 松本(地震活動・活断層・土砂災害)
第2回  7月30日(土)14:00~16:45 長野(地震災害・活断層・放射能汚染)
第3回  9月 3日(土)14:00~16:45 上田(地震災害・火山崩壊・地盤災害)
第4回 10月 1日(土)14:00~16:45 伊那(農地災害・土砂災害・放射能汚染)
各会場で3講演1講演40分間程度を予定しております。
※詳細はこちら(PDF文書:107KB)をご覧ください。

Ⅱ.長野県栄村地震災害調査

■目的:2011年3月12日に栄村で発生した長野県北部地震による災害調査を行い、地元の復旧・復興に役立つための研究成果を得る。
■成果発表:2011年秋長野県栄村での報告会を予定
■成果報告:研究報告書の発行
 
■採択研究テーマ
1)震源域の活断層調査
2)震動による地盤災害
3)震動による建物被害と対策
4)農林地の被害調査と復興策
5)鳥類や家畜類の被害調査と支援策
※研究課題一覧(9件)はこちら(PDF文書:164KB)をご覧ください。

Ⅲ.本件についてのお問合せ先

信州大学山岳科学総合研究所(電話0263-37-2432)

連続講演会について説明する赤羽理事(教学・服務・部局間調整担当)・副学長

連続講演会について説明する赤羽理事(教学・服務・部局間調整担当)・副学長

栄村地震災害調査について説明する鈴木山岳科学総合研究所長

栄村地震災害調査について説明する鈴木山岳科学総合研究所長

会見の様子

会見の様子