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記念講演

本学は昨年12月、医学部及び同附属病院に対する環境管理の国際規格ISO14001の認証範囲拡大についての審査に合格し、これにより、全学におけるISO14001の認証取得を達成しました。これを記念して、平成23年1月17日（月）、環境マインド推進センター主催による「信州大学環境マインド推進報告会」が、約130名が参加して開催しました。

はじめに、環境マインド推進センター副センター長の西尾典眞理事より「本学におけるISO14001全学取得までの歩み」について、松本キャンパス医学部環境委員　野見山哲生　医学部教授より「医学部・医学部附属病院におけるISO14001サイト拡大の取り組み」についての報告があり、大学では最大規模の認証取得大学となった今回の経緯と、研究分野も含めた今後の取り組みの重要性についての話がありました。

続いて、信州大学地域共同研究センター長である天野 良彦工学部教授による「－信州大学におけるグリーン・イノベーション研究－長野型バイオリファイナリー技術開発を例として」と題した記念講演を行いました。
この講演では、現状のエネルギー問題についての説明の上で、現在、長野県の特色を生かして信州大学が取り組む、ソルガムを活用しての新規バイオマスエネルギー創成への研究紹介と、産学官、農商工連携によるバイオマス産業育成の重要性についての話があり、「環境・エネルギー・食料などの諸問題に信州大学全体の『知の森』を活かして取り組んで行きましょう」との提言で締めくくりました。

最後に、松本キャンパス環境ISO 学生委員会委員長 小田原啓太さんからの「ISO学生委員会の活動報告」があり、報告会を終了しました。