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2010年度「信州フィールド科学賞」選考結果について

10年08月24日

2010年度「信州フィールド科学賞」について2010年4月1日~6月30日の間に募集を行ったところ、「信州フィールド科学賞」に3名、「信州 フィールド科学奨励賞Ⅱ種(卒業論文)」に3名、「信州フィールド科学奨励賞Ⅰ種(高校生)」に2件の応募がありました。選考委員会において厳正な審査を 行い、最終的には山岳科学総合研究所運営委員会において各賞の受賞者を以下のように決定いたしました。

 

信州フィールド科学賞
受賞者:小池 伸介 (東京農工大学大学院農学研究院 助教)
対象となる研究課題:ツキノワグマの長期生態研究および種子散布者としての役割に関する研究

 

信州フィールド科学奨励賞Ⅰ種(高校生)
受賞者:田邉  龍・佐藤 啓太(新潟県立白根高等学校)
対象論文:モバイルGISによる商店街の変容の解析-新潟市白根地区を事例として-


 

信州フィールド科学奨励賞Ⅱ種(卒業論文)
受賞者:阿部 洋祐(北海道大学大学院環境科学院地球圏科学専攻修士課程1年)
対象論文:南アルプス三峰岳における最終氷期以降の氷河・周氷河地形発達史と岩石氷河形成過程
2010年3月新潟大学理学部提出卒業論文

 

選考委員、選考過程の詳細はこちらをご覧ください。(山岳科学総合研究所ホームページ)

 

【賞の趣旨】
信州大学山岳科学総合研究所は、山岳科学研究のセンターとなることを目指して設立されました。山岳科学研究はフィールド・ワークが基本です。多くの若手研 究者が「山」のフィールド・ワークに参画する契機となり、フィールド・ワークをやり遂げた達成感を味わうことが出来るようにとの願いを込め、さらには高校 生・大学生の山岳地域における調査・研究を奨励することから、「信州フィールド科学賞」および「信州フィールド科学奨励賞」を創設しました。