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平成22年度 農商工連携等人材育成事業の採択について

10年07月21日

信州大学 産学官連携推進本部 地域ブランド分野による「農商工連携の中心!農産物直売所 次世代・連携キーパーソン育成事業」が、全国中小企業団体中央会が全国から募集した「農商工連携等人材育成事業」に採択されました。7月12日(月)事業実施に先駆けて、事業実施会見を行いました。

 

 本事業は昨年度、信州大学農学部の大谷教授等による「山ブドウワイン等地域特産品による“まちおこし”実践講座」として実施され、大変成功裏に終わりました。

今年はさらなる連携の広がりを狙い、産学官連携推進本部の地域ブランド分野に実施拠点を移して、2010年8月~翌年1月まで研修事業を実施します。

 

詳細はこちら→

H22nousyoukou-chirashi(1,245KB).pdf

 

 

本年度の事業では、地域連携(農商工連携)の重要なキーポイントである直売所に焦点をあて、多角的視野を持つ農商工連携事業を担う次世代・連携キーパーソンの育成を行う研修事業です。

 実際のカリキュラムは、文理融合の内容を目指し「応用生命科学」、「生物機能科学」、「環境ツーリズム学」、「生活環境学」、「人文学」、「社会科学」(文化、歴史、マーケティング、ブランディング等)と多岐にわたります。本研修の受講は無料で、30名を公募で決定します。

 

会見で、地域ブランド分野長の村山教授は、「地域ブランド構築の手法を通じて“地域が輝くためのお手伝い”をしたいと考えている。」と述べ、本人材育成事業を実施した後、具体的に見据えている連携の成果として、「新たな産品ブランドの創出」、「新たな流通の創出」、「Iターン、Uターンの創出」、「雇用の創出」、「地域のブランド化」などを挙げ、さらには「これらによる経済波及効果の創造」等を目指し、『小さくても地域に根ざした産業を育てていきたい』と事業への豊富を述べました。

 

また、会見には村山地域ブランド分野長に加え、7月から新たに本事業のために着任した毛賀沢明宏 農商工連携コーディネーターや、実際に直売所の経営をされておられる株式会社産直市場グリーンファームの小林史麿氏、そして生産者 直売所 アルプス市場 アルプスフラワーガーデンの犬飼浩一氏が同席しました。毛賀沢コーディネーターからは、本事業の概要説明が行われ、小林氏、犬飼氏からは、直売所の現状と喫緊の課題等についての説明がありました。


この会見を通じて、産と学が協力して事業を進めることによって、地域の課題解決に取り組むことを改めて確認しました。

 

◆ 本件に関するお問い合わせ先 ◆
信州大学 産学官連携推進本部 地域ブランド・オフィス
【信州 直売所学校】係
〒390-8621 長野県松本市旭三丁目1-1(人文学部棟2階)
電話 0263-37-2075/ファックス 0263-37-2076
e-mail branding#shinshu-u.ac.jp (#を@に変えて送信ください)  または、本事業専用HPまで

7月12日 記者会見の模様

7月12日 記者会見の模様