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第8回産学官連携功労者表彰で「アレルキャッチャー製品群の開発」が文部科学大臣賞を受賞

10年06月07日

表彰式会場(国立京都国際会館:メインホール)

表彰式会場(国立京都国際会館:メインホール)

平成22年6月5日(土)(会場:国立京都国際会館)科学・技術フェスタin京都[平成22年産学官連携推進会議](主催:内閣府など8府省他)にて第8回産学官連携功労者表彰が行われ、白井汪芳信州大学名誉教授、ダイワボウノイ(株)、(株)信州TLOは「アレルキャッチャー製品群の開発」で文部科学大臣賞を受賞、表彰が行われました。
表彰式には白井名誉教授、ダイワボウノイ(株)主任部員の檜垣誠吾氏、(株)信州TLO代表取締役社長の倉科喜一氏が出席、文部科学省研究振興局の磯田文雄局長から表彰状が手渡されました。
同表彰は大学、公的研究機関、企業等の産学官連携活動において、大きな成果を収め、あるいは、先導的な取組を行う等、産学官連携の推進に多大な貢献をした優れた成功事例に関し、その功績を称えることにより、我が国の産学官連携の更なる進展に寄与することを目的として平成15年度より毎年一回行われています。
白井名誉教授は、長年に渡ってフタロシアニン誘導体の研究を行っており、2001年アレルゲンの吸着機能を有する繊維の開発に成功、ダイワボウノイ(株)からは「アレルキャッチャー製品群」として製品化されました。国民病ともいえる花粉症やアトピー性皮膚炎に対応可能な製品として、研究成果を製品化まで発展させた大学・企業・TLOの一体的な取り組みが高く評価されました。
また同会場のイベントホールでは受賞者展示ゾーンにてアレルキャッチャーマスクの展示、また、信州大学・SIS産学官連携機構による恒例の展示ブースでは、大勢の来場者に本学の産学官連携の成果をご覧いただけました。

表彰状授与風景:写真は白井汪芳信州大学名誉教授

表彰状授与風景:写真は白井汪芳信州大学名誉教授

受賞者3名と山沢学長・三浦理事(研究推進担当)・文部科学省研究振興局の磯田文雄局長の記念撮影

受賞者3名と山沢学長・三浦理事(研究推進担当)・文部科学省研究振興局の磯田文雄局長の記念撮影

産学官連携功労者表彰受賞者全員での記念撮影

産学官連携功労者表彰受賞者全員での記念撮影

信州大学・SIS産学官連携機構展示ブース(イベントホール)

信州大学・SIS産学官連携機構展示ブース(イベントホール)