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信大キャンパスフォーラム「Let´sエネルギー革命"信州の風土から"」開催

10年06月21日

満席となった会場(写真は基調講演講師の飯田氏)

満席となった会場(写真は基調講演講師の飯田氏)

平成22年6月19日(土)、「化石燃料フロー社会」から「自然エネルギーストック社会」への転換…自然の恵み豊かな信州の風土からはそのために何ができるのか、その実践報告やこれからの取り組みを考えるキャンパスフォーラム、「Let´sエネルギー革命“信州の風土から”」(主催:信濃毎日新聞社・共催:信州大学・信州大学環境ISO学生委員会・後援:高等教育コンソーシアム信州、他)が、信大松本キャンパス 経済学部第一講義室で開催され、会場はほぼ満席となる学生・一般の皆さん約200人が聴講されました。

信濃毎日新聞小坂松本本社代表、信州大学山沢学長のあいさつに続き、松本市出身のシンガーソングライター、美咲さんが太陽光発電を使ったミニコンサート「光合成ライブ」を開き、透き通った歌声で来場者を魅了、同時に地球環境の大切さを語りました。

続いて環境エネルギー政策研究所所長 飯田哲也氏による「自然エネルギーの大潮流と北欧に学ぶ自立戦略」と題した基調講演、信濃毎日新聞社松本本社報道部デスク 佐藤光生氏による「風土エネルギー中南信フロンティア群像」の取材報告、この後、公開ゼミナール「エネルギー革命―草の根から私たちができること」が行われました。

公開ゼミナール(フォーラム)では信州大学全学教育機構准教授の金沢謙太郎さんをコーディネーターに、基調講演講師の飯田氏、美咲さん、NPO法人いいだ自然エネルギーネット山法師事務局長の平澤和人氏、信州大学環境ISO学生委員会の征矢野有希さん(人文学部4年)が討論を行いました。征矢野さんは今年3月、アメリカで自然エネルギー活用の最前線や進んだ循環型社会への取り組みを視察、有意義な環境教育海外研修の成果を発表、学生代表から積極的な質問も出て、「風土」というキーワードについて自然エネルギーの普及について充実した意見交換が行われました。

また、今回のイベントは学生により多く参加して欲しいという主催者からの依頼をうけ、信大イベントサークルのフリーディビジョンが運営協力、学生受講者の受付・準備・設営・司会進行や運営まで精力的に活動しました。

冒頭では山沢学長もあいさつ

冒頭では山沢学長もあいさつ

太陽光発電の電力だけで行った、美咲さんの「光合成ライブ」

太陽光発電の電力だけで行った、美咲さんの「光合成ライブ」

公開ゼミでは信大環境ISO学生委員会の征矢野さんが信大の環境への取組みなどを発表(コーディネーターは全学教育機構金沢教授)

公開ゼミでは信大環境ISO学生委員会の征矢野さんが信大の環境への取組みなどを発表(コーディネーターは全学教育機構金沢教授)

イベント運営協力を行ったサークル、フリーディビジョンの皆さんの設営風景

イベント運営協力を行ったサークル、フリーディビジョンの皆さんの設営風景