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医学部附属病院と総合情報センターが「BCAOアワード2009特別賞」を受賞しました

10年04月19日

  信州大学医学部附属病院では2009年5月から新しい病院情報システムが稼働し、全面的な電子カルテ対応をはじめ、40余りの各部門システムが統合的に機能するICT(情報通信技術)を基盤とする先進的な病院づくりを進めてきております。

  一方では、地震等の大規模災害によりネットワーク・コンピューターシステムなどICTが壊滅的打撃を受けた際に医療機関が提供できる医療サービスは大幅に縮小せざるを得ないことが予想されますが、そのような緊急時にも実現可能な医療サービスの準備を進めておくことも医療機関に課せられた責務であります。
  既に幾つかの企業においては種々の災害後においても社会的責任を果たすための事業継続計画 Business Continuity Plan(BCP)が立案されつつあります。当院でもシステム障害発生と医療サービス継続に関する検討に着手しておりますが、この度信州大学医学部附属病院と信州大学総合情報センターのスタッフが共同立案した

  「医療版BCP『ICT環境が浸透した大学病院における医療サービス継続計画』」
特定非営利活動法人(NPO)事業継続計画推進機構(BCAO)から「BCAOアワード2009特別賞(PDF)」を受賞しました。

  これは、医療機関の災害時における先進的なモデルであると、内容が高く評価されたものです。

なお、受賞者は下記の通りです。

坂田信裕(前信州大学医学部附属病院医療情報部副部長・講師、現獨協医科大学国際教育研究施設医学情報センター情報教育室長・准教授)
浜野英明(信州大学医学部附属病院医療情報部副部長・講師)
関口幸男(信州大学医学部救急集中治療医学講座講師)
亀谷博美(信州大学医学部附属病院看護部師長)
赤羽公子(同院看護部師長)
花立久雄(同院医事課長補佐)
船田 徹(同院医療情報部主査)
太田貴志(同院医療情報部主査)
小池健一(同院長)
鈴木彦文(信州大学総合情報副センター長・准教授)
永井一弥(同センター・技術専門職員)