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地域卓越研究者戦略的結集プログラム「エキゾチック・ナノカーボンの創成と応用」プロジェクトのキックオフ記念式典と記念講演会を開催しました

10年02月18日

 地域卓越研究者戦略的結集プログラム「エキゾチック・ナノカーボンの創成と応用」プロジェクトのキックオフ記念式典と記念講演会を、2月16日に長野市のメトロポリタン長野で開催しました。
このプロジェクトは、(独)科学技術振興機構(JST)の採択を受け、ナノテク分野に関する世界的な研究者を3名集め、信州大学を中心として、企業などと広く連携して高度な研究を展開し、世界的なナノカーボン科学の研究と産業の拠点である「長野ナノカーボンバレー」を作り上げることを目指すものです。


第1部では記念式典として、本学の山沢清人学長の挨拶に続いて、文部科学省の徳永保高等教育局長、(独)科学技術振興機構の小原満穂審議役、(財)長野県テクノ財団の萩本博幸理事長、その他関係企業の代表から祝辞をいただき、最後に本プロジェクトの責任者である三浦義正理事・副学長から、プロジェクトの概要の説明がありました。


第2部では記念講演会として、まず、Prof. Sir H. W. Kroto(フロリダ州立大学、1996年ノーベル化学賞受賞)から、インターネットを使用してアメリカから講演がありました。続いて、本プロジェクトの研究を担う、遠藤守信教授(本学工学部)、Prof. M. Terrones、Prof. P. M. Ajayan、金子克美教授(千葉大)の4名から講演がありました。
また、特別講演として、クリントン政権のDOE科学技術庁長官、米国物理学会会長などを歴任したInstitute Prof. M. S. Dresselhausから講演がありました。


今回の記念式典、講演会には、県内外の企業や自治体から150名近くの多数の出席があり、このプロジェクトに対しての産学官の各方面からの強い期待を感じることとなりました。
(カーボン科学研究所/研究推進部)

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