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記念式典会場

当日10時からは工学キャンパスで信州科学技術総合振興センター（SASTec）の見学会を行い、13時よりホテルメトロポリタンにおいて記念講演・特別記念講演・記念式典が行われ、同窓生、在学生、教職員他、約420人が出席されました。

記念講演では工学部環境機能工学科の北澤君義教授による「環境マインドプロジェクトの取組み」と題して工学部発、ISO取得を含め信大全キャンパスに広がった環境教育への取組みを紹介、また、工学部電気電子工学科の遠藤守信教授による「信州大学発のグリーンイノベーションをめざして」ではこれからの炭素社会におけるカーボンナノチューブの重要性や地域卓越研究者戦略的結集プログラムにおけるドリームチーム実現の必要性を訴えました。

特別記念講演では独立行政法人科学技術振興機構の北澤宏一理事長による「日本の科学技術政策の15年--日本は良くなったのか？」と題して日本の科学技術が産業振興における貢献度を多面的な角度から数値データを交え語っていただきました。
その後、横浜ゴム株式会社　南雲忠信社長（工学部工業化学課昭和44年卒）による「快と不快～私の経営哲学～」の講演がありました。

式典では山沢清人学長、岡本正行工学部長に引き続き、工学部同窓会の柳沢武三郎理事長があいさつ、来賓では文部科学省の徳永保高等教育局長他の祝辞を賜りました。また、祝賀会では鏡開きに引き続き、記念事業の経過報告、工学部60周年の歩みDVD放映などで
大勢の関係者が60周年を祝い、同窓生の方々は旧交を暖めました。