ホーム > トピックス一覧 >

トピックス詳細

トピックス

日本畜産学会第111回大会で優秀発表賞を受賞

09年10月02日

3つめの優秀発表賞を受賞した中村さん(左)

3つめの優秀発表賞を受賞した中村さん(左)

平成21年9月28日~29日に琉球大学千原キャンパスで開催された、日本畜産学会第111回大会において、信州大学大学院総合工学系研究科 生物・食料科学専攻2年の中村隼明さん(日本学術振興会特別研究員兼任)が、日本畜産学会優秀発表賞を受賞しました。この賞は第111回大会にエントリーされた30歳以下の会員の演題のうち最も優れていると認められた演題に対して授与されるものです。受賞対象となった研究は、天然記念物に指定されている日本鶏の一種である岐阜地鶏で、数の限られた受精卵から生殖細胞と生体を同時に保存し、個体を効率的に再生する方法を開発したもので、信州大学農学部と(独)畜産草地研究所の共同研究による成果です。
中村さんは信州大学在学中に日本家禽学会優秀発表賞と日本繁殖生物学会優秀発表賞を既に受けており、この度の受賞で、3つの学会の優秀発表賞を受賞する快挙となりした。

受賞対象となった研究発表は以下の通りです。

 

始原生殖細胞とその収集時に温存したニワトリ胚からの個体再生: 中村隼明, 臼井文武, 柏木まや, 坂田絢子, 小野珠乙, 武田久美子, 韮澤圭二郎, 鏡味裕, 田上貴寛: 日本畜産学会第111回大会講演要旨,  P.5 (2009).

日本畜産学会優秀発表賞の受賞者(中央が中村さん)

日本畜産学会優秀発表賞の受賞者(中央が中村さん)