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第102回日本繁殖生物学会大会で優秀発表賞(口頭部門)を受賞

09年09月18日

賞状を手にする中村さん

賞状を手にする中村さん

平成21年9月10日~12日、近畿大学農学部で開催された第102回日本繁殖生物学会大会において、信州大学大学院総合工学系研究科生物・食料科学専攻2年の中村隼明さん(日本学術振興会特別研究員兼任)が、優秀発表賞(口頭部門)を受賞しました。この賞は、2009年度大会にエントリーされた32歳以下の会員の演題から、一次審査(書類選考)で優秀発表賞候補演題が選ばれ、学会大会中に開催される二次審査(口頭発表)で最も優れていると認められた演題に対して、優秀発表賞が授与されるものです。

受賞対象となった研究は、肉用鶏の精子あるいは卵だけを生産する卵用鶏の作出技術を世界で初めて開発したもので、信州大学農学部と(独)畜産草地研究所の共同研究による成果です。
受賞対象となった研究発表は以下の通りです。

 

 宿主胚の内因性始原生殖細胞の除去によるドナー由来の生殖系譜に置換されたキメラニワトリの作出: 中村隼明, 臼井文武, 柏木まや, 坂田絢子, 小野珠乙, 武田久美子, 韮澤圭二郎, 鏡味裕, 田上貴寛: The Journal of Reproduction and Development, 55, j66 (2009).

会場にて

会場にて