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教育学部環境ISO学生委員会による環境教育出前授業「シーオーツーへらし隊」を実施しました!

09年06月10日

テレビ電話を使っての遠隔授業

テレビ電話を使っての遠隔授業

6月1日(月)、長野県地球温暖化防止活動推進センターの依頼を受け、教育学部環境ISO学生委員会の学生一行<14名:訪問グループ6名、学部(長野)テレビ電話対応グループ8名>が、木曽町立三岳小学校4年生に、テレビ電話を活用した環境教育出前授業「シーオーツーへらし隊」を実施しました。

学生一行は、事前にテレビ電話で担任の先生と打ち合わせを行い、授業案を考え、準備を進めてきました。当日、自然に囲まれた三岳小学校で出会った4年生13名は、1年次から環境の学習を熱心に積み重ねてきたとあって、CO2や温暖化による影響について質問したところ、次々と手を挙げ答えてくれました。

1時間目はアイスブレイクの後、テレビ電話で学部(長野)にいる学生から環境クイズを出してもらい、温暖化について説明をしました。2時間目は、実際に家でできるCO2削減行動を見つけるため「CO2削減バーコードゲーム(村松研究室と長野県環境保全研究所の共同開発による教材)」を用い、「冷房の温度を1度高く設定する」等44項目の中から効果的な削減行動を選んで、削減量を調べ、班ごとに発表してもらいました。子ども達にはこの結果を基に、各家庭で待機電力などの測定をしてもらい、次回7月のテレビ電話を活用した授業で報告してもらう予定です。

 

 ~環境ISO学生委員会委員長 高木彬光さんから~

「前日までに何度も打ち合わせをした甲斐があり、当日は子ども達と一緒に楽しく学び合うことができました。 その中でも、教育学部とつなげたテレビ電話で話をしている時の子ども達のキラキラとした目がとても印象的でした。 私達学生委員会も、子ども達から様々なことを学ぶことができた有意義な一日だったと思います。」

 

 ~顧問 村松浩幸先生から~

「環境ISO学生委員会として初めての出前授業に挑戦ということで、学生達もよく頑張っていました。授業の準備をしたり、子ども達と実際ふれ合う中で、環境教育やISOの取り組みについて考えを深める良い機会になったようでした。今回の出前授業は、教育学部ならではの活動として、今後も継続・発展させていってもらえたらと思います。」