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楯を手にする唐澤　豊　教授

信州大学農学部の唐澤 豊教授が、3月27日に開催された平成20年度日本畜産学会の総会で日本畜産学会功労賞（西川賞）を受賞しました。西川賞は、（社）日本畜産学会が財団法人西川畜産奨学財団からの寄附を受入れ設けたもので、畜産の研究、畜産の発展および後進者の指導育成に関し顕著な業績をあげた個人または団体に授与されるものです。

唐澤教授は、ニワトリにおける尿酸生成の誘導機構に関する栄養生理学的研究、食餌性アンモニアの代謝機構、尿窒素回収系と盲腸の役割、単細胞蛋白質の飼料としての利用と害作用、および飼料資源の開発と利用性向上に関する研究で多くの成果をあげ、畜産業の発展にも貢献しました。また、学部学生および大学院修士課程の院生の指導や学位（博士）取得の指導にも尽力し、指導を受けた者の多くは、畜産業界、国内外の大学、国立試験研究機関、民間の研究機関などで活躍しています。