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　11月29日（土）長野市のメルパルク長野において、『高等教育コンソーシアム信州』発足記念式典が開催されました。
『高等教育コンソーシアム信州』は、平成20年度より文部科学省で公募が開始された「戦略的大学連携支援事業－総合的連携型（広域型）」に、本学を代表校とした県内8大学（信州大学、県看護大学、佐久大学、諏訪東京理科大学、清泉女学院大学、長野大学、松本歯科大学、松本大学）が連携した取組が採択され、それを契機に、これまで県内8大学で開催していた「長野県大学連絡協議会」を母体として、生まれた協同体です。

　8大学はこれまでも、単位互換制度をはじめとしてさまざまな連携に取り組んできましたが、『高等教育コンソーシアム信州』では、「長野県内各高等教育機関が相互に連携・協力し、長野県内の高等教育全体の資質向上を推進することにより、地域の教育・学術研究の充実・発展を図るとともに、地域社会及び産業界との連携推進により、産学官による活力ある人づくり・街づくりへの貢献を目指し、その実現に取り組むこと」を目的としています。

長野県下の8大学は、これまでも様々な連携による取り組みを進めてまいりましたが、それらを一層発展させるため、この度新たに『高等教育コンソーシアム信州』を設立することといたしました。このコンソーシアムは、加盟大学の個性を活かしながら、協力関係の中で教育研究資源を有効活用し、学生教育の成果と教育研究の還元とにより、県と地域の発展に貢献することをめざします。

　午後からの式典には、長野県知事を始め、長野県教育委員会教育長、長野県経営者協会会長、長野県高等学校校長会会長らを来賓に招き、県内外から約160名の出席がありました。
『高等教育コンソーシアム信州』の概要説明に続き、コンソーシアムの構成団体である県内8大学の紹介、さらに、徳永保文部科学省高等教育局長による基調講演「大学改革の現状と課題」が行われました。

　式典終了後に行われた発足記念パーティーでは、業界や専門分野を飛び越えた交流が盛んに行われ、県内高等教育の発展が地域や県全体の発展へつながるよう願いつつ、和やかに閉会となりました。

高等教育コンソーシアム信州 Webサイト
http://www.c-snet.jp/