農学部後藤哲久教授がAOAC INTERNATIONALのFELLOWに選出されました
08年11月07日
9月22日(月)に、テキサス州ダラスで行われたAOAC INTERNATIONAL 122年会にて農学部応用生命科学科 後藤哲久教授が、AOACのFELLOWに選出されました。
AOAC INTERNATIONALは分析精度の向上を通じて社会に寄与することを主目的とする学会です。後藤教授は、この学会において、「自然毒及び食品中のアレルギー物質の分析法に関する委員会(Method Committee on Natural Toxins and Food Allergens)」のメンバーとして活動し、2004年から3年間座長を務めました。またこの間AOAC INTERNATIONAL Official Method Boardのメンバーとして活動し、この分野の発展に寄与しています。
さらに、AOAC INTERNATIONAL日本セクションの設立にも関与し、2003年から2005年にかけてその会長を努め、“分析法の妥当性確認の必要性”に関する知識の啓蒙活動を行い日本国内における、この知識の普及に貢献しました。
今回の選出は、後藤教授のAOAC INTERNATIONALに対するこれまでの多大な貢献に対し贈られたもので日本人としては初となる大変名誉のあるものです。
後藤教授からのコメント
「食品を中心とした安全・安心への関心が深まる中で、分析精度に関してはその保証を含めて重要性が益々増しています。このときに、この分野の先進的な学会からこれまでの活動を認めていただけたことは大きな喜びです。これを一つのステップとして、さらに分析の精度向上その基本となる分析法の開発・改良と妥当性の確認に関して、より幅広い活動をして行くゆきたいと思っています。」
