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10月31日 医学系研究科保健学専攻(博士後期課程)の設置が正式に認可されます。

08年10月27日

平成21年度に信州大学大学院医学系研究科保健学専攻(博士後期課程)の設置が認められることになりました。
リハビリテーションおよび検査技術分野においての大学院博士後期課程の設置は県内初となり、看護学分野においても長野県看護大学に続くもので、県内の社会人の学位取得希望者にはより通いやすくなります。
詳細は以下の通りです。


専攻等の名称・英訳
信州大学大学院医学系研究科保健学専攻(博士後期課程)
Doctor’s Program in Health Sciences、 Graduate School of Medicine、
Shinshu University

学位の名称
修了者には、博士(保健学): Doctor of Health Sciencesの学位が授与される。

教育・研究上の理念
保健学は、人間を精神的、身体的、社会的な側面から、全人的な存在としてとらえ、人々の健康、疾病及び障害について探求する学問である。このため、医療 に直接関係する学問だけでなく、社会学、倫理学などの学問との結びつきを通して、個人並びに集団の健康を学際的に探求する科学と考えられている。信州大学 大学院医学系研究科保健学専攻(博士後期課程)では、この学際的な保健学の領域における教育・研究を通して、その成果を社会に還元し、人々の健康支援を行 い、積極的に疾病の予防を推進することにより、人類の健康と福祉に貢献することを基本理念とする。

目的
博士前期課程(修士課程)における教育・研究を通して養われた知識や技術による高度の専門能力を更に高め、創造的な研究能力を有する教育・研究者及び高度専門保健医療職者を養成することを目的とする。

教育課程の特色及び養成する人材
信州大学大学院医学系研究科保健学専攻(博士後期課程)では、長野県に唯一の総合大学として、地域社会及び医療の現場における保健学に対するより高度で 多様な要請に対応するため、ライフステージに応じた健康支援や積極的な疾病予防を推進し、保健・医療・福祉活動の開発・改良を学際的研究で目指す「生涯保 健学分野」と病態解明に関する研究で支える「健康基礎科学分野」の2分野で構成する博士後期課程を設置する。
生涯保健学分野は、母子保健学領域、成人保健学領域及び老年保健学領域の3領域で組織し、人間のライフステージにおける心身の健康問題や健康の変化に伴 う生活上の問題を探求し、それらの予防・回復に寄与するとともに、人生の質の向上を図ることを目的とする。また、健康基礎科学分野は、健康基礎科学領域の 1領域で組織し、健康の障害となる疾患や加齢に伴う生体機能の変化を探求し、その病態解明を目的とする(資料)。これらの2つの分野における各領域は相補 的に連携・協働し、更に地域保健機関・病院・診療所・福祉施設等との連携を行い、保健学の領域において自立して研究・開発する能力を持ち、臨床的エビデン スの構築を行うことができる教育・研究者や高度専門保健医療職者の養成を目指す。

入学定員
4名

標準修業年限
3年

問い合わせ
医学部事務部大学院係
TEL 0263-37-3376

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