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日本磁気学会 学会賞、学術奨励賞(内山賞)を受賞

08年09月19日

 工学部電気電子工学科、地域共同研究センター長の三浦義正教授が、日本磁気学会から「高密度磁気記録の研究・実用化および産官学連携の推進」の貢献により学会賞を受賞しました。
 この学会賞は日本磁気学会最高の賞であり、学会の発展に特別の貢献があった人に与えられる賞です。三浦義正教授は、(株)富士通研究所、富士通(株)で約30年にわたり磁気記録技術の研究開発と産学官連携の仕組みづくりに取り組まれ、わが国における磁気記録技術の発展に大きく貢献しました。 2003年4月に本学工学部教授に着任後は、地域共同研究センター長として産学官連携を積極的に推進されるとともに、スピンデバイステクノロジーセンターの設立にも参加。
 また、工学系研究科電気電子工学専攻修士課程の水田創さん(平成20年3月終了後現在、中部電力(株))が日本磁気学会学術奨励賞(内山賞)を受賞しました。
 学術奨励賞は名古屋大学名誉教授の内山晋先生の寄付により運営され、35歳以下の若手研究者を対象とするものです。2007年9月に開催された学術講演会(学習院大学)における「携帯電話用CoFeB磁性薄膜方向性結合器の大振幅信号伝送特性」の講演と同名の原著論文の厳正な審査の結果、学術奨励賞を受賞することとなりました。
 三浦教授、水田さんともにスピンデバイステクノロジーセンターのメンバーであり、今回のダブル受賞はセンターにとっても大変名誉なことです。
 なお、授賞式は、9月14日に東北学院大学多賀城キャンパスで開催された第32回日本磁気学会学術講演会表彰式において行なわれ、三浦教授が各賞受賞者を代表して挨拶をしました。

(工学部、スピンデバイステクノロジーセンター)

賞状を手にする三浦教授(左)と水田さん(右)

賞状を手にする三浦教授(左)と水田さん(右)