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信大病院で24時間体制の「胸痛センター」を開設

08年09月06日

信州大学医学部附属病院で24時間体制の「胸痛センター」を開設

 信州大学医学部附属病院は、胸に痛みを感じた患者さんが気軽に受診できる国立大学法人の病院及び県下の病院では初となる24時間体制の「胸痛センター」を、9月1日に高度救命救急センター内に開設しました。

 胸痛は生命に直結する重篤な疾患が含まれることがあり、発症後、「胸痛センター」で出来るだけ早く治療を始めることで治療の効率化、治療成績の向上を目指します。
 また、「胸痛センター」では、症状の軽重を問わず、まず常駐する循環器内科医が診察して、重篤な心疾患が原因かどうかを診断して治療にあたるため、発症から治療開始までの時間の短縮が可能になります。患者さんには、軽い痛みでも個人で判断せず、気軽にまず受診してほしいと思います。
 この胸痛センター開設により、救急隊や地域の医療機関が搬送先を検討する時間の短縮に繋がり、救命率の向上が期待されます。

 さらに、平成20年11月には治療に一分一秒を争う急性心筋梗塞に対する理解を深めていただくために、「胸痛センター開設記念市民公開講座」を開催して、啓発活動にも力をそそいでゆきます。(附属病院)

胸痛センター

胸痛センター