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第6回日本語教育学会奨励賞を受賞

08年06月09日

 教育学部言語教育講座の徳井厚子准教授が、日本語教育学に関わる研究と実践において優れた業績を挙げ日本語教育の学術研究の発展および人材の育成に顕著な寄与をされたとして、社団法人日本語教育学会から第6回日本語教育学会奨励賞を贈られました。

 授賞理由として同学会からは、特に2007年に20年間の実践をまとめた『日本語教師の「衣」再考-多文化共生への課題』(くろしお出版)について、「すでに教育に携わっている教師に自らの実践を内省するきっかけを与えるよう構成され、多くの示唆に富む内容になっており、教師教育、教師研修に大きく貢献するものである」と高く評価され、今後とも異文化コミュニケーション、多文化共生の観点から日本語教育の実践、および教師教育において指導的な役割を果たしていかれるものと期待されています。

 同准教授の現在の研究課題は、「異文化間教育という観点からの日本語教育の実践研究」、「異文化接触場面におけるコミュニケーション摩擦の研究」「外国籍等児童生徒に対応する教員養成に関わる研究」であり、今回の受賞について「これまで異文化間教育という観点から行ってきた日本語教育の実践、研究が学会から評価されて嬉しい」とコメントされています。

(教育学部)