小谷コレクション展開幕
07年11月06日
10月20日（土）、『岳都松本 小谷コレクション展 ～信州大学の名品～ 』展（会期は12月9日（日）まで、会場は松本市立博物館）の開会式が行われました。
当日は北アルプスの山々も初冠雪をいただく中、紺碧の秋空の下で盛大に挙行されました。主催者である小宮山学長、菅谷松本市長らのあいさつの後、来賓の故小谷隆一氏のご令室である小谷貞子氏から、隆一氏がコレクションを所蔵するに至ったいきさつや、蔵書をさらに充実させるためヨーロッパで古書店巡りをしたことなど思い出話が披露されました。
開会式の後に行われた内覧会では、さまざまな展示物を参加者たちが興味深く眺めていました。
展示会場には、8000点に及ぶ山岳図書の一大コレクションである小谷コレクションの逸品が展示され、ヨーロッパに始まった近代登山が、日本へと移入され定着していく歴史が概観できるようになっています。また、名品のコーナーでは、山岳図書の名著も数多く展示されています。このほか会場では、信州大学の名品（旧制松本高等学校時代に購入された名画をはじめ、多湖文書や山岳科学総合研究所の活動紹介のパネル等）が展示されています。（附属図書館）
