ホーム > トピックス一覧 >

トピックス詳細

トピックス

平成18事業年度財務諸表等を掲載しました

07年09月12日

-平成18年度決算-
 9月11日、文部科学大臣により利益の処分に関する書類(案)を除く平成18事業年度財務諸表が承認されました。

【財務状況の概要】
 資産の総額は、対前年度2,055百万円減の99,245百万円となっており、全体としては取得した資産より減価償却費が上回っているため減少となっています。負債の総額は,借入金の返済額が多かったため減少し、対前年度1,598百万円減の47,075百万円となっていますが、医学部附属病院再開発事業における外来診療棟の新営工事等に伴い、新たに財務・経営センターより約14億円の長期借入れをしています。資本の総額については、取得した資本剰余金の増加額より損益外減価償却費が上回っているため、対前年度457百万円減の52,169百万円となっています。また,平成18年度より適用となった減損会計については、電話加入権の減損を認識して約130万円価値を減額しています。
  
【運営状況の概要】
 運営状況については、経常費用が対前年度494百万円増の40,192百万円、経常収益が対前年度1,219百万円増の41,815百万円、経常収益から経常費用を差し引いた経常利益については、対前年度724百万円増の1,623百万円となっています。附属病院の再開発事業に伴う建物の取り壊しによる除却損を控除した総利益は対前年度232百万円減の1,226百万円となっています。
 総利益には、会計ルール上生じる現金の伴わない利益も含まれており、現金の伴う利益は約6億円となります。現金の伴う利益は、新たに予算の繰越制度を実施したことなどによるものです。なお、現金を伴わない利益については積立金へ、現金を伴う利益については目的積立金として承認を受ける予定です。

 今後の財政状況については、引き続き効率化により運営費交付金が年々削減されるため、厳しい状況であることには変わりなく、これからも、外部研究資金の獲得や自己収入の増加、経費抑制に向けた経営努力が必要となります。なお、詳細の概要については、本サイト内の「財務諸表等」(http://www.shinshu-u.ac.jp/guidance/plan/statements.html)のページに掲載してありますのでご覧ください。(財務部)