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エコ・クッキング体験講座「エコ・クッキングに挑戦！1本の大根」を開催しました。

教育学部では、11月22日（土）に附属長野中学校家庭科室において、エコキャンパス委員会主催のエコ・クッキング体験講座「エコ・クッキングに挑戦！1本の大根」を開催しました。この講座は、日ごろ何気なく食べている1本の大根を葉っぱから皮まで全部使用し、調理の工夫で、ゴミの量を少なくしたり、エネルギーの使用量をおさえたり、自分達にできる地球環境保持の工夫や、日常の実践につながることを学ぶ機会になればと企画したものです。

当日は、小中学生を含む親子参加組をはじめ、エコ・クッキングに興味をお持ちの一般市民30名程が集まりました。講座では、講師の小阪 弘子さん（エネルギー環境教育情報センター　エネルギー・コミュニケーター）の指導のもと、調理実習の条件（30分位で生と加熱料理を作り、捨てるところをできるだけ少なく、加熱エネルギー使用量を少なく、河川等を汚さないよう工夫する）に従い、班ごとに何を作るか相談して、分担を決めて4品から10品もの大根料理を作ることができました。ちなみに、この日の大根は、学部職員の畑からの直送で、包丁を入れるとシャキッとみずみずしく、葉っぱの色もきれいで大根本来の甘みも感じられ、試食中は、調理中の真剣な表情から一変して、家族のような雰囲気で終始にこやかに食卓を囲んでいました。

また、土曜日の午後2時間という短い時間ではありましたが、地域の子どもから大人まで幅広い層の人が集まり、実際に頭を使って動いて完成させる実践型の講座に、参加者の皆さんから、とても豊かで有意義な時間だったとの感想が多数寄せられました。


～残さずいただいた後の、各班からの感想発表（抜粋）～
「自分達で考えて動いて、いろいろなものを作ることで、今まで気にしていなかったことを考えるきっかけになり、充実していました。」「工夫次第で何でも出来る。」「たった1本の大根で、何品もの料理ができてびっくりしました。」「今後もエコについて、その考え方を広めていきたい。」など。