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農学部教授ら日本作物学会論文賞を受賞

07年04月26日

 本学農学部食料生産科学科の井上直人教授、萩原素之教授らの研究グループによる論文「イネ登熟前期の再転流速度に及ぼす気温の影響のモデル化」が、去る3月29日に茨城大学で開催された第 223回日本作物学会講演会で平成19年度作物学会論文賞を受賞しました。
 この論文は、イネの収量に大きな影響を与える再転流という現象の品種間差や、それへの温度の影響を解析し、モデル化したもので、今後の温暖化がイネの収量に与える影響を予測する上でも有用な情報を与えるもので、高く評価されました。
 本論文の筆頭著者は、連合大学院で井上直人教授の指導のもと、博士号を取得した楊重法氏(現在は、中国に帰国し華南熱帯農業大学教授)で、楊氏の今後のさらなる活躍に大きな期待がもたれます。

写真: 著者一同(敬称略)
左から、
藤田かおり(連合大学院卒:現、食品総合研究所勤務)
加藤昌和(連合大学院在学)
楊重法(連合大学院卒:現、華南熱帯農業大学勤務)
井上直人(本学農学部教授)
萩原素之(本学農学部教授)

受賞者

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