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文部科学省「大学教育の国際化推進プログラム」に採択

07年04月03日

平成19年度「大学教育の国際化推進プログラム(海外先進教育実践支援)」に採択 

 文部科学省が、我が国の高等教育の国際的通用性・共通性の向上と国際競争力の強化及び国際的に活躍できる優秀な人材の育成を推進するため、大学等が行う「教職員を海外の教育研究機関等に派遣し、高等教育の国際的通用性・共通性の向上を図る取組み(海外先進教育実践支援)」に申請したところ、本学の取組「英米大学に学ぶ社会人基礎力教育プログラム」が採択されました。

取組の概要は次のとおりです。
 社会は大学に対し、汎用性ある「学び方」と「社会人基礎力」を備えた学生の輩出を求めている。本取組は、専門教育の質と量を落とすことなく次の手段でそれを直接ねらうものである。
   (1) それらの獲得を始めから意図的にねらった教育を組織的に展開する。
   (2) 専門教育の授業の二次的目標に,「社会人基礎力」のいずれかの能力要素を含めることとする。
(2)は、その授業でどの道必要な能力を明示化するというだけであるため、ノウハウさえあれば,担当教員にとって敷居が低いものであり、その意味で現実的な教育プログラムであり、また新しい形のキャリア教育の提案でもある。しかし「学び方」や「社会人基礎力」を直接ねらった教育は、我が国のほとんどの教員が未経験であり、モデルの提示と授業ノウハウの提供が不可欠である。そのため、「学び方」と「社会人スキル」の教育に定評のある英米2大学に教職員を派遣し、その卓越した教育法を学ぶことを目的とする。

 この取組は、全学にわたる教育改善を目指すものです。この取組を通じて、社会の期待に応えられる教育のさらなる充実に、努めて参ります。