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第3回キャンパスベンチャーグランプリ東京 2部門で受賞

07年02月15日

第3回キャンパスベンチャーグランプリ(CVG)東京
(主催・同グランプリ実行委員会 共催・日刊工業新聞社、りそな銀行)

信州大学が2部門で優秀賞・特別賞を受賞



 第3回キャンパスベンチャーグランプリ東京で、信州大学在学の大学院生、市川高希さんが「環境・健康・福祉部門」の優秀賞を、北條友裕さんが「ニュービジネス部門」の優秀賞・特別賞を受賞しました。4部門10名の表彰中、2部門2名で信州大学在学生が受賞するという、素晴らしい結果です。

  大学院工学系研究科・感性工学科専攻の市川高希さんは、昨年9月に信州大学SVBL主催で行った学内の「ベンチャーコンテスト」で最優秀賞となったプランでの受賞です。応募テーマの「大学生のためのリサイクルシステム」は研究室でベンチャービジネス論を学ぶ過程から、大学内で問題となっている放置自転車のリサイクルと有効活用について取組み、ビジネスという視点を入れて社会的な問題を解決しようという点が高く評価されました。


  経営大学院経済・社会政策科学研究科イノベーションマネジメント専攻の北條友裕さんは、イノベーション研究・支援センターの学生起業家支援オフィスに入居、自ら有限会社S.I.Dを設立して事業を展開しています。応募テーマは「地域活性化事業への障害者の参加」で、自身が進める事業を障害者の自立支援のために活用したいという熱意が審査員の高い評価を得て、優秀賞と特別賞「ソーシャルアントレプレナー賞」のW受賞、全国大会への進出となりました。

 いずれの受賞も、自分のアイディアを社会のために役立てたいという熱意と、それを実行するためのビジネスとしてのプランがあり、机上だけの理論ではなく実際に実行しているという点が高く評価されました。
 学生の皆さんの自由で独創的な発想の中に、磨けば光るビジネスアイディアが隠されています。地域経済の活性化のためにも様々なアイディアがこれからも提案されることが期待されます。

受賞者一同

受賞者一同

受賞挨拶 市川高希さん

受賞挨拶 市川高希さん

受賞挨拶 北條友裕さん

受賞挨拶 北條友裕さん