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信州大学先進ファイバー工学研究教育拠点シンポジウムを開催

06年12月28日

小宮山信州大学長の挨拶

小宮山信州大学長の挨拶

文部科学省21世紀COEプログラム
「信州大学先進ファイバー工学研究教育拠点シンポジウム」

  -国際ファイバー工学拠点の新たな飛躍に向けて-

 信州大学の21世紀COEの研究成果を発表する国際シンポジウムが、平成18年12月14日~15日の2日間に亘り、東京国際フォーラムにおいて開催され、初日は国内外の研究者、民間企業等から201人が参加し、会場に入りきらないほどの盛況となりました。
 小宮山信州大学長の挨拶の後、来賓の中岡司文部科学省高等教育局大学振興課長から、21世紀COEプログラムの一つとして中間評価でA+の最高の評価を受けたものであることなどの挨拶があり、特別講演には、高分子学会会長の西出宏之早稲田大学教授から、「拡がる機能性高分子の領域」と題する講演が行われました。
 その後、COEの拠点リーダーである信州大学の白井汪芳理事から、これまでの5年間に亘る研究総括を行うとともに、7グループによる研究成果を、ポスターセッションにより発表しました。
 従来の繊維科学技術が、綿・麻・羊毛・絹などの天然繊維材料及び石油由来のモノマーから高分子・紡糸・紡績・染色加工・縫製までの長い工程に沿った学問体系からなっていたものを、平成14年から5年間の研究成果を総集して、従来の伝統的繊維科学技術を基盤としたバイオテクノロジー、高分子などの新素材工学、メカトロニクス、システム工学、感性工学などの最先端分野と融合し、将来の先進繊維技術科学に関する研究を更に深化、拡張し、次世代のライフスタイルと文化を創造する21世紀COEの先進ファイバー工学へと展開していくことを目指した研究成果を発信しました。
 2日目には、海外のファイバー工学拠点である韓国、香港、ドイツ、アメリカの繊維系中核大学の学部長4名の外国人研究者から、各国の先進的産学連携や研究システムの発表がなされ、参加者は112人に達しました。(研究推進部)

中岡司文部科学省高等教育局研究振興課長の挨拶

中岡司文部科学省高等教育局研究振興課長の挨拶

A.Blanton Godfreyノースカロライナ州立大学教授の特別講演

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