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国立大学協会関東甲信越・東京地区実践セミナー開催

06年11月21日

文部科学省技術移転推進室長補佐<br />吉田氏の講演

文部科学省技術移転推進室長補佐
吉田氏の講演

 平成18年11月9日(木)信州大学繊維学部に設置されている上田市産学官連携支援施設(AREC)を会場に、(社)国立大学協会の関東甲信越地区及び東京地区の支部研修実践セミナー(産学連携の部)が行われ、各地区の国立大学法人等から25機関,39人が参加しました。信州大学産学官連携推進本部長の白井汪芳理事の開会挨拶の後、文部科学省 研究振興局研究環境・産業連携課 技術移転推進室長補佐 吉田秀保氏が「産学連携の現状と今後の施策」の講演を行いました。
 午前の部は、信州大学産学官連携推進本部及び地域共同研究センターの活動、医学部知的財産活用センターの特殊性及びマネジメント体制について、より具体的な講義が行われました。 午後には、ARECにおける産学官民コミュニティの形成について、賑わいをよぶ交流の取組みの発表があり、その後3班に分かれ、班別による事例研究の討議及び発表会を行いました。短時間ではありましたが、与えられた課題に積極的に取組み、良くまとめられた班別の発表会となりました。最後に佐藤研究推進部長から、各機関における共通課題が明らかとなった旨の講評を行い、修了証を授与して閉会しました。この後、AREC及び21世紀COE施設の見学を行い、実践セミナーの講師も参加して情報交換会を行いました。日頃実務を行っている各機関の事務担当者の悩みや実情を話し合う場面もあり、有意義なセミナーとなりました。

班別討論の様子

班別討論の様子