12月15日 科学技術振興調整費先端融合領域イノベーション創出拠点の形成 信州大学フォーラム
06年11月16日
科学技術振興調整費先端融合領域イノベーション創出拠点の形成
信州大学「原子・分子機能の多次元包括デザイン拠点」フォーラム
-イノベーション創出に向けたグローバル戦略-
政府は科学技術基本計画の政策目標として、革新を続ける強靭な経済・産業の実現・イノベーター日本を目指し科学の発展と絶えざるイノベーション創出を掲げております。
その目玉として、イノベーション創出を可能とし次世代を担う研究者・技術者を育成する機能を備えた新しい産学連携システムを実現し、10~15年後の新たな芽となる先端技術を確立するため、実用化を見据えた基礎段階から産学が協働して先端融合領域における研究開発を推進する事業を今年度より科学技術振興調整費で開始いたしました。
信州大学では平成10~14年に実施しました文部省(現文部科学省)科学研究費COE形成基礎研究費による「先進繊維技術科学に関する研究」、続く文部科学省21世紀COEプログラムによる「先進ファイバー工学研究教育拠点」の基礎・応用研究の実績を基に先進ファイバー工学とナノテクノロジーの融合領域からイノベーションを創出し新世代の新たな技術と産業に結びつける「原子・分子機能の多次元デザイン包括拠点」形成プロジェクトを提案し今年度フィージブルスタディ(FS)に採択され、具体的イノベーションの創出、基礎研究を事業化に結びつけるシステムの構築、海外イノベーション拠点調査等を実施してきました。
本フォーラムでは先進ファイバー工学とナノテクノロジーの融合によるイノベーション創出の内容、国内外の調査内容を紹介するとともに理化学研究所における基礎研究を事業化に結びつけるバトンゾーンについて同研究所の知的財産戦略センター長の丸山瑛一先生の特別講演、過去に大きなイノベーションを起こした岡本三宜先生をはじめ繊維産業界の一線の開発者を含めた方々によるパネルディスカッションを予定しております。
主催:信州大学「原子・分子機能の多次元包括デザイン拠点」
期日:2006年12月15日(金)
会場:東京国際フォーラム ホール棟D-5
(http://www.t-i-forum.co.jp/general/guide/
eventspace/hall_d5/index.php)
プログラム:
13:30 開場・受付
14:00 開会
14:05 挨拶 信州大学長 小宮山淳
14:10-14:20 来賓挨拶
14:20-15:00 特別講演「基礎研究を事業化に結びつけるバトンゾーン」
理化学研究所知的財産戦略センター長 丸山瑛一氏
15:00-15:20 「原子・分子機能の多次元包括デザイン拠点の概説」
信州大学繊維学部長 平井利博
15:20-15:35 「海外におけるイノベーション拠点」
信州大学大学院客員教授 梶原莞爾
15:35-15:50 休憩
15:50-17:20 パネルディスカッション
「ナノテクノロジーと先進ファイバー工学の融合によるイノベーション創出」
司会: 信州大学理事 白井汪芳
パネラー: 岡本三宜氏(元東レ㈱ 理事)
網屋繁俊氏(㈱クラレ新事業開発本部兼繊維カンパニー専任参与)
飯室弘之氏(日本化学繊維協会技術委員・帝人グループ常務執行役員ポリエステル繊維事業グループCTO)
金井宏彰氏(日本不織布協会会長・金井重要工業㈱代表取締役副社長)
コメンテーター: 丸山瑛一氏(理化学研究所知的財産戦略センター長)
内田盛也氏(元日本学術会議第5部会長)
平井利博 (信州大学繊維学部長)
梶原莞爾 (信州大学大学院客員教授)
17:20 閉会
参加お申込方法:
参加登録票に必要事項を記載の上、11月30日(木)までにファックス又電子メールによりお申し込みください。
(参加登録票Wordファイル・28kb)
