ホーム > トピックス一覧 >

トピックス詳細

トピックス

農学部濱野教授が日本繁殖生物学会賞・技術賞を受賞

06年10月06日

濱野教授

濱野教授

 農学部附属アルプス圏フィールド科学教育研究センターの濱野教授が,平成18年9月7日(木)~9日(土)に名古屋大学野依記念学術交流館で開催された、第99回日本繁殖生物学会にて日本繁殖生物学会賞・技術賞を受賞しました。本学会は、会員数約950名を数える学術会議登録団体で、「精子分別によるウシの雌雄産み分け技術に関する研究」の功績が評価され,受賞となりました。
 野教授は、牛の分別による産み分け技術において、一度に分別できる精子の数を飛躍的に多くすることに成功し、また分別した精子を卵子に直接注入する顕微鏡授精を、牛に対して世界で初めて実施しました。その高い技術によって、雌雄の産み分けの確率は八割に上りました。最近になって,短時間で多数の精子を分別できる装置が開発されるなど分別技術が向上したのに伴い、この功績があらためて見直され、今回の受賞となりました。

賞状

賞状