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　7月11日（火）信州大学経営大学院及び信州大学イノベーション研究・支援センターは、若里キャンパス内に、「学生起業家支援オフィス」を開設いたしました。このオフィスは、起業をめざす学生（経営大学院生等）を教育的見地から支援するシステムであり、学生は、ここを拠点に、本格的な起業に向けた様々な活動を行うことが出来きます。
　これまでも同大学院並びに同センターでは、長野県、中小企業基盤整備機構をはじめとした関係機関の協力も得ながら、起業をめざす学生を対象とした自己推薦入試の導入、学生創業塾の開催など、次代を担う学生起業家の育成に努めてきました。さらに、こうした試みを通じて、『大学発学生ベンチャー』という新たな領域を開拓することができればと願っています。
（※経営大学院とは：2003年4月、信州大学経済学部と工学部の共同プロジェクトとして発足した社会人大学院。学生数は約40人。自己推薦入試は、起業をめざす学部学生が対象）

◎「学生起業家支援オフィス」の概要は、以下の通りとなっています。

設置場所	経営大学院内（若里キャンパス）の一室（約19㎡）
管理組織（連絡先）	イノベーション研究・支援センター事業化支援室（若里キャンパス、ＵＦＯ長野４Ｆ）
利用資格	原則として、在学中の経営大学院生
主な機能	・チューター＊による指導、支援 ・院生のためのオフィス・スペースの提供 　＊経営大学院各教員、イノベーション研究・支援センター事業化支援室スタッフ等
重点支援目標	・学生の新技術、アイデアの商品化,マーケティングの支援 ・社会起業家（ソーシャル・アントレプレナー）の育成

◎現在オフィスを利用しているのは

「SPI ENGINEERING」　
代表者　 ：日高　剛生（経営大学院2年、社会人）
会社形態 ：個人事業（2006年8月に株式会社化を予定）
主な事業 ：特殊カメラの企画・開発・製造・販売


「有限会社エスアイディー」
代表者　　：北條　友裕（経営大学院1年）
会社形態　：有限会社
主な事業　：液体濃縮装置「水(みず)太郎(たろう)」製造販売、
　　　　　　地域資源活用コンサルティング、鋼製間伐材漁礁製作研究、
　　　　　　除虫菊蚊取り線香製造研究