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　７月６日にロンドンで開催された英国金属学会（the Institute of Materials, Minerals and Mining）において、工学部 機械システム工学科 材料・設計システム講座 杉本公一教授が、「2005年　Charles Hatchett Award （チャールズ　ハッチェット賞（論文賞）」を受賞しました。（※チャールズ ハッチェット氏は元素Nbを発見した研究者）
　この賞は、世界的に権威のある英国金属学会が毎年表彰する幾つかの賞の一つで、2004年～2005年の2年間に世界の著名な学術論文集に掲載された「Nbを含む金属材料」に関する論文の中から毎年1編選ばれるものです。授賞対象の論文は、杉本教授を含む4名の共著（橋本俊一：CBMMアジア㈱、池田周之：㈱神戸製鋼所、三宅修吾：㈱コベルコ科研）で、ISIJ International（日本鉄鋼協会の欧文誌論文）Vol.44, No.9, (2004), pp.1590-1598.　に掲載された下記のTRIP鋼に関連する論文です。

"Effects of Nb and Mo Addition to 0.2%C-1.5%Si-1.5%Mn Steel on Mechanical Properties of Hot Rolled TRIP-aided Steel Sheets"（0.2%C-1.5%Si-1.5%MnTRIP熱延鋼板の機械的性質に及ぼすNbとMo添加の影響）

　ロンドンで開催された授賞式には、池田氏が代表して出席し，メダルが授与されました。