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竹中大臣講演会を開催

06年04月24日

 信州大学は、4月22日(土)、長野県松本文化会館で、竹中平蔵総務・郵政民営化担当大臣を招いて講演会を開きました(写真)。これは、本学の全学教育機構が新1年生向けの教養科目「飛耳長目 ~リーダーたちからのメッセージ~」の一環として実施したもので、学生と一般市民の約600人が聴講しました。

 大臣は、自らの大学時代を引き合いに、信大生に「世の中の問題を身近に考えよう」と呼びかけ、世の中を動かしていくのは、一人ひとりの世の中への関わりであり、そこには正解というものはない。自分の頭で考え、自分の信念を曲げずに孤軍奮闘してでも周りを引っ張っていく、そんな人材を目指して欲しいと、語りました。

 その熱のこもった講演に、学生との質疑応答の時間には多数の手が上がりました。専門的な内容だった法科大学院の学生の質問に対しては、聴衆のために質問内容を説明した上で、端的に応えていました。

 受講した学生の一人(農学部1年生)は、「経済は専門外だが、大変興味深かった。特に世の中に正解はない、という言葉が印象的だった。」と感想を述べていました。

講演中の竹中平蔵総務・郵政民営化担当大臣

講演中の竹中平蔵総務・郵政民営化担当大臣