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大学教育の国際化推進プログラムに採択

06年03月28日

文部科学省の平成18年度大学教育の国際化推進プログラム(長期海外留学支援)に、信州大学から申請した「高等教育課程アドバイザー派遣プログラム」が採択されました。

プログラムは、優秀な学生の発掘,語学能力等の育成、長期留学への動機付け、長期派遣学生のフィードバックによる教育システムの改善、アジア人によるアジア人のための高等教育システムの確立、等を視野に入れた総合的取組として採択されました。とくに、本学の優秀な学生を欧米の大学院へ正規学生として派遣し、その体験を随時フィードバックしてもらい、本学の大学、大学院における教育に反映して質的改善を図ることを目玉にしています。身近な学生が留学することで、留学が高嶺の花から身近なものになり、海外志向意欲が向上する効果も期待しています。

今回の採択に伴い,申請資格をクリア(TOEFLの得点がPBT 600点,CBT 250点以上)した繊維学部精密素材工学科の原幸広君(本年3月学部卒)が、平成18年8月から2年間、アメリカの大学院の修士課程に留学します。留学中、原君には、アメリカの大学院における教育、研究、学生生活等について、随時、学内外の広報媒体を通じてレポートしてもらい、blog も立ち上げる予定です。

今回の文科省への申請数等(国公私立大学)は、応募者総数94名、採用者数60名でした。採用者には、留学中の授業料、生活費、渡航費が支給されます。文科省の国際交流推進方針は「受入」から「派遣」に軸足が移りつつあり、来年度以降も本プログラムは継続するものと思われます。1大学から複数の派遣も可能ですので、来年度以降、毎年複数の学生を派遣できるよう、信大生の皆さん、チャレンジしてください。

(学生部学務課)