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工学部物質化学科 鈴木清香助教が日本フラックス成長研究会 平成28年進歩賞を受賞

16年12月20日

工学部物質化学科の鈴木清香助教が、日本フラックス成長研究会 平成28年進歩賞を受賞し、12月9日に東北大学で開催された第11回日本フラックス成長研究発表会で表彰されました。

 

受賞題目は「フラックスコーティング法による光触媒酸化物および窒化物結晶層の作製」です。

 

同会進歩賞は、会員歴5年以上の正会員または学生会員で、フラックス成長および関連する科学の学術研究を行い、その業績が特に優秀な40歳以下の者に授与される賞です。

 

鈴木清香助教は、フラックスコーティング法による機能性無機結晶層の作製に関する研究を進め、金属基板表面に光触媒酸化物および窒化物結晶層を直接形成することに成功しました。

 

このような結晶層は、水から水素および酸素を作るための光電極に応用できます。

 

本件に関する論文は、J.Mater.Chem.AやCrystEngCommなどの学術誌に掲載されました。

 

これらの業績は、結晶育成技術の深化に寄与するとともに、今後の更なる発展が期待されることが高く評価されました。