平成28年度防災訓練が行われました
16年11月04日
平成28年10月31日に防災訓練が行われ、教職員、学生約650名が参加しました。
松本市において震度6弱の地震が発生したことを想定して、松本キャンパスでは一時避難所への避難誘導、安否確認、情報伝達、災害対策本部の実働訓練、初期消火、煙道体験などの訓練を行いました。
訓練の最後には、丸の内消防署の落合署長補佐の講評があり、過去の大震災で助かった事例では、90%以上が自助(自力での避難対応)と共助(地域やコミュニティでの助け合い)によるもので、公助(行政等の公的機関による救助)の割合は10%にも満たなかったということから、「防災訓練の積み重ねにより、自助・共助による災害対策に努めていただきたい」と助言をいただきました。
また、災害対策本部長の濱田学長からは、「松本市は糸魚川・静岡構造線の真上にあり、大きな地震が発生する確率が高い。今回の訓練を教訓として、日頃から防災意識を高めてもらいたい」との講評がありました。
信州大学では、今回の防災訓練の検証を行い、今後も学生・教職員の安全確保と防災意識の向上に取り組んでいきます。