ホーム > トピックス一覧 >

トピックス詳細

トピックス

討論会 文部科学省若手職員 vs信州大学若手研究者 ~イノベーション・ユニバーシティの真髄に触れる~

16年07月28日

  信州大学学術研究・産学官連携推進機構等は7月21日、文部科学省若手職員 vs信州大学若手研究者~イノベーション・ユニバーシティの真髄に触れる~と題した討論会を同大学長野(工学)キャンパス内の国際科学イノベーションセンターで開催し(総合司会 中村宗一郎信州大学理事)、行政関係者や大学関係者など83人が出席しました。持続的なイノベーションに向けて大学にどのような役割が求められているのか、研究・教育・産学官連携・政策の有機的な関係について、文部科学省科学技術・学術政策局産業連携・地域支援課の若手職員と信州大学の若手研究者が討論を行いました。


  濱田州博信州大学長による開会挨拶の後、第1部では、文部科学省科学技術・学術政策局産業連携・地域支援課課長の坂本修一氏が基調講演「今求められる大学発イノベーション」の中で、「産業界側のメッセージを受け取ってほしい」「本気の共同研究を」と述べ、社会の要求に応えられる、開かれた大学への期待を寄せました。続けて、信州大学の手嶋勝弥教授、柴祐司准教授、金井博幸准教授、下里剛士准教授がこれまでの産学官連携や共同研究の取組について報告しました。更に、発表を受けてパネル討論では、文部科学省科学技術・学術政策局産業連携・地域支援課の濵健志朗係長、横井奈央係員、岡崎壮悟専門職、信州大学の手嶋教授、柴准教授、金井准教授、下里准教授のほか、杉原伸宏教授(モデレーター)、大坪梓主任が加わり、計9名で議論を交わしました。


  第2部では、「知の源泉たれ。」と題し、文部科学省の濵氏から学生に向けて、様々なステークホルダーを巻きこむ仕事のあり方について講演し、討論会に参加していた学生から熱心な質問が寄せられました。


  最後に山田総一郎信州大学理事より、まとめと閉会の挨拶があり、討論会は盛会のうちに締めくくられました。

坂本修一課長の基調講演

坂本修一課長の基調講演

立場の異なる総勢9名での討論

立場の異なる総勢9名での討論

学生からの等身大の質問。第2部にて

学生からの等身大の質問。第2部にて