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文部科学省ミュージアム「情報ひろば」に歩行アシストサイボーグプロジェクトの展示ブースができました

16年04月01日

  信州大学先鋭領域融合研究群「体内埋め込み型歩行アシストサイボーグプロジェク」トは、2015年4月から国の支援を受け、体内埋め込み型の歩行アシスト装置(サイボーグ技術)の開発を行っていますが、この度文部科学省ミュージアム「情報ひろば」に企画展示のブースを設けました。

  プロジェクトは、すでに実用化の一歩手前にある体外装着型の歩行アシストロボット「curara(クララ)」に残る、装着や持ち運びの手間、活動場所の制限などの課題を補うもので、実現すれば世界で初めての試みとなります。現在開発中の歩行アシストロボットと非接触充電バッテリーを小型・軽量・高性能化し、骨折治療に使われる骨髄内釘手術を応用して脚などに埋め込む技術を開発します。装置の生体安全性などの課題を乗り越え、最終的には自分の脚の動きを検知してモーターが起動し、自然に歩行できるシステムを目指します。


  展示ブースでは、ロボティックウェアcuraraRの実機やサイボーグのイメージ模型、各種映像資料を用い、歩行アシストサイボーグプロジェクトを分かりやすくご紹介しています。石森プロにご協力いただいたサイボーグ009の等身大POPが目印。入場無料ですので、是非お立ち寄りください。

 

展示期間:平成28年4月1日(金)~7月25日(月)(土日祝日を除く)

開館時間:午前10時~午後6時(入館は閉館30分前まで)

場所:文部科学省「情報ひろば」企画展示室(東京都千代田区霞が関3-2-2 旧文部省庁舎3階)

入場無料