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  学術研究院（工学系）内田博久 准教授は、化学工学誌特集「我が国の化学工学教育の今と未来」（2015年1月号）の主査として、大学・高専における化学工学教育カリキュラムの現状把握、企業の現場担当者及びミドルマネージャを対象としたアンケート調査による産業界からの意見・要望のとりまとめ、並びに、化学工学を学びたい方への手引きの作成等に尽力し、平成27年度化学工学会教育奨励賞を受賞しました。これらは、化学工学会が直面する教育問題を豊富かつ具体的なデータに基づいて提示したものであり、大学・高専教員のみならず、企業内における人材育成にも有用な視点を多く含んでいます。
   さらに内田准教授は、独自教材を活用した工学教育により信州大学工学部ベストティーチャー賞を4度受賞するなど、化学工学分野の教育者として高い技量と実績があります。これらの観点から、内田准教は化学工学教育奨励賞を受賞するにふさわしい人物と認められました。

【主な業績】
化学工学誌特集の主査として、現在の化学工学教育が抱える短期・長期的課題を整理し、産学の化学工学者が共有できる問題意識を明確に提示しています。

【化学工学会発表サイト】
http://www.scej.org/higher/sho-jyushou.html