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平成28年4月に「経法学部」が設置されます

15年09月04日

記者会見の様子

記者会見の様子

  信州大学では、現在の経済学部にかわり、平成28年4月に新たに「経法学部」が設置されることが正式に決定し、平成27年9月3日に経済学部で記者会見を行いました。経法学部は、経済学を中心に学ぶ応用経済学科と、法学を中心に学ぶ総合法律学科で構成され、現在の経済学部とはカリキュラムや教育の内容が大きく異なる点で、「改組」ではなく「新学部設置」という位置づけになります。

  会見に先立ち挨拶を行った経済学部の德井学部長は、「信州大学で新しい学部が設置されるのは、36年前に現経済学部が設置となって以来のことで、今回の経法学部の設置は大きな意義がある」と話しました。

  経法学部では、①体系的な専門教育を通して知識や見聞を深める「軸足性」、②学んだ理論を現場に出て実践・体験する「実践性」、③理工系学部や医学部と連携して、他分野の学問を概括的に学ぶ「学際性」を2つの学科共通の重要な三本柱として掲げ、社会が求める能力を学生が身につけられるカリキュラムを提供します。

  経法学部が求める学生像についての質問に対し、西村直子教授(現 経済学科)は、「社会に出れば、様々な課題解決にあたり、自分の専門分野(軸足)がぶれないことが重要。(経法学部に入学する)学生には、その軸足となる専門分野をしっかりと身につけてほしい」と語りました。
  同じく、丸橋昌太郎准教授(現 経済システム法学科)は、「学生には勉強をし続ける癖を身に付けてほしい。社会に出てからも、自分の専門外の課題解決に当たり、勉強し学べる能力を身に付けた人材育成を目指したい」と語りました。

  経法学部では、現場に出て現場から学ぶ「アクティブラーニング」等、最新の教育手法を取り入れたり、教育設備を充実して講義中にオンタイムで現場と繋げる環境を整備したりと、今までとは大きく異なった教育を提供いたします。来年度から生まれ変わる経法学部について、引続き皆さまのご支援とご協力をお願いいたします。

 

※ 経法学部の設置計画についてはこちらをご覧ください。