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  9月1日（火）、経済学部にて池上彰本学特任教授による「社会科学特講（現代史基礎Ⅱ（世界史）」の夏季集中講義が行われました。
   講義初日の1日（火）は特別に一般の方向けの聴講席も設けられ、経済学部の学生120名、一般の聴講生90名、計210名が聴講しました。
   講義のはじめに池上特任教授から、高校の歴史の授業では時間切れになりがちで十分に学ばれていない世界の現代史について、「今の世界を知るためにそのちょっと前の歴史を知ることが必要。それによって今がもっとクリアに見えてくる」と語られました。
   その後、東西冷戦について、冷戦時代にできた情報分散化のためのシステムが、やがてインターネットとして世界中で利用されるようになった一方、個人情報流出といった現代のサイバー戦争につながっているという身近な話題や、第二次世界大戦での原爆投下までの流れ、各国の外交戦略などについて解説。普段のニュースなどではなかなか知ることのできない話題に、受講生たちは興味深く聞き入っていました。テレビでもお馴染の、ユーモア交じりの軽妙な解説に、会場からはしばしば笑いも起こりました。