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信州大学中央図書館リニューアルオープン式典を開催しました

15年06月03日

テープカット

テープカット

  信州大学附属図書館中央図書館(松本キャンパス)で、平成26年5月より行っていた南側の増築工事が完了し、平成27年6月1日、リニューアルオープンとなりました。

  オープンに際し、1日、文部科学省研究振興局参事官(情報担当)榎本剛氏をはじめとした来賓の方々のご臨席のもと、大学や図書館関係者など約80名が出席しリニューアル式典を開催しました。山沢清人学長、館長である笹本正治副学長、榎本参事官、信州大学学生自治会執行部委員長 松尾祐汰さんがあいさつし、学生の学びと学術研究の発展に寄与する、図書館の新たな役割と可能性への期待を述べました。また、リニューアルにあたり、記念品を贈呈してくださった皆様を代表し、松本市の陶器店「知新堂」の横沢徳人会長、長野県立図書館長平賀研也氏へ感謝状を贈り、地域や市民、県民の皆様の支えがありオープンを迎えられたことへの御礼としました。

  その後、榎本参事官、山沢学長らによるテープカットと共にリニューアルした図書館内部が、来賓や学内関係者、一般の方々に公開されました。オープンを待ちわびていたように新たに増築された自由学習スペースなどで勉強を始める学生や、信州大学が所蔵する文化資産や工芸品、親族のご厚意により提供された北杜夫さんの蔵書などを展示する「展示・地域交流コーナー」を熱心に見入る人もおり、利用者の関心の高さと期待がうかがえました。

  中央図書館は、平成25年9月~平成26年3月に耐震・機能改修工事が行われ、平成26年5月から約1年間かけ、旧来の南棟のさらに南側に増築棟を建設。面積は6392㎡と従来の約1.4倍の広さとなり、図書館サービスの量的・質的拡充を目指しています。

  外観は、増築部分に長野県産スギを利用したルーバーが象徴的に配され、近代的な建物の印象を和らげています。内部は、1階に飲食もできる自由学習スペース、2・3階にはグループ学習室やパソコンコーナー、閲覧席などを設け、学生の能動的な学習を促すよう設計されています。また、北杜夫さんの蔵書や豊富な山岳関連書籍を有す小谷コレクションなど、貴重な資料や書籍を保存する特別資料室も設けました。

  今後は、学生の主体的な学びの場を提供すると共に、学術研究や貴重な地域の文化資産の継承を担う大学図書館としての役割・機能を存分に果たせるよう、大学内外の幅広い活用を進めていきます。

山沢清人学長

山沢清人学長

附属図書館長 笹本正治副学長

附属図書館長 笹本正治副学長

文部科学省研究振興局参事官(情報担当)榎本剛氏

文部科学省研究振興局参事官(情報担当)榎本剛氏

内覧会の様子

内覧会の様子

図書館内覧会

内覧会の様子

勉強する学生たち

さっそく勉強する学生達